メンタルダウンしていると、気づいたときの意識の持ち方

先日、社内で働く女性とグループセッションを行った。グループセッションといっても、ただ集まって、話したければ話すというもの。別にいるだけでいいやつ。

彼女は見た感じ、とてもつらそうだった。外を出歩くのも怖く、いつ倒れてもおかしくない状態だと。会社に行くことがすでにストレスになっており、働く場所を自分で選びたいと。大好きなお酒も飲む気にならず、ぜんぜん楽しくないと。元気がないと言っていた。私の受け取った彼女の状態は、こんな感じだった。

私は、この対話の中で、「元気がない」という言葉のエネルギーがとても気になった。

「元気がないといけないと思ってない?」

この言葉で彼女のエネルギーが変わり、セッション終了後には「酒が飲みてぇ~」って言っていたw まあ、もちろん言葉だけではないのは十分理解しています。

メンタルダウンしたとき

私にもあるが、我々の中には、「私はこうあらねばならない」という呪いのような、呪縛のような、いわいる前提やビリーフなどと呼ばれるものがある。私の解釈だと、これは自分の人生を生きる中で、どうしても避けたいことを回避するために、自分の中で作り出した鎧みたいなもの。そういう風に生きれば、社会に適合でき、自分が避けたいものを避けられると信じている自分の信念みたいなもの。ただやっかいなのは、自分でその信念を長い時間をかけて自分の中に刷り込んでいるから、無意識だし、なかなか気づけない。

面白いのは、この前提という信念は、自分で構築してきている。これまでの人生、過去の記憶も含め、自分の体験から、こうすれば良い!みたいな感じで。それなのに。それなのにだ。自分で構築した信念なのに、自分が苦しくなる。それまではその信念で動いてきたのに、何かの拍子に、いろんなきっかけでその信念が自分の首を絞めるようになる。もちろん、気づかずにいる人もいるが、別にそれが良いとか悪いとかいいたいわけではない。ただ、そういうもんだと。

しかも、この前提。「私はこうあらねばならない」なので、こんな自分は良い自分。こんな自分は悪い自分という自動反応が自分の内側で働いている。つまり本質の自分を守るために、外側に創り出した自分だけのシステムで、このシステムを守るために(最初は自分の本質を守るためのシステムだったんだけどねw)、必死に外側で戦い続けているのだ(本当は内側で戦っているのが外側に顕現してくるのだが)。

彼女の場合、自分の内側に「私は元気で、颯爽としていて、快活で、効率的な自分」が良い自分で、そうじゃない自分は悪い自分という、自分なりのモノサシがあるように私は受け取った。

だから、元気がない自分はだめな自分なので、自分が元気じゃやないと自分を内側で裁き続けることになる。大好きな酒が飲めなくなるほどにw

自然と元気が還ってくる

何が言いたいのかと言うと、人間、元気があるときもないときもありますよ。そんな自分で行こうよ!という感じ。元気がないときは、元気がないんだな~と自分を内側で受け取っていく感じ。さらには、元気がない自分はダメだと私は思っているだな~と、ただただ受け取っていく。そうすると、勝手に元気が出てくるw 元気がないから元気を出そうとがんばると、さらにがんばるから、さらに疲れるのに、元気がないんだな~と受け取ると、よくわからないけど元気が出てくるw がんばればがんばるほど、自分の内側の裁きを強化しちゃうからね。

メンタルダウンしていると気づいたときは、ただその気づきとともにある。不快な感じをそのままにしておく。解決しようとしない。そして、メンタルダウンしている自分を裁いていることに気づく。ただそれだけ。ただそれだけがなかなか難しいw そうすると自然と自然とフラットに還っていく。そう、自分に還っていく。