何度も観たくなる映画「モアナ」・自分の今と重なったモアナ編

モアナの映画と出会ったのは、昨年の2017年。この年は、私の内側では大きな変化が起こっている真っ最中。今まで隠していた自分や見ないようにしていた自分、恥ずかしい自分や寂しがっている自分、誰かをうらやましく思っている自分。そんな自分が明らかになり、そんな自分と対面してきた2017年。

まあ、出会うべくして出会ったというか、引き寄せたというか。そんな「モアナ」に私は引き寄せられていった。大げさなものの言い方に聴こえるかもしれないが、まさに引き寄せられていったという言葉がすごくしっくりくる。だから10回以上繰り返し見ているw 繰り返し見ても、今でも何かしらハッさせられることがある。

モアナはモトゥヌイ島の村長の娘。いずれは、村長として島で生きていくことを期待され、育てられてきた。

だがモアナは、幼少期から、なぜか海に心惹かれていた。島を出て、サンゴ礁の向こうの海を越えていきたいと。モアナは葛藤する。島で暮らすことと海に惹かれることの狭間で。

モアナのお父さん

モアナのお父さんはこんなことをモアナに行って聞かせる。「島にいろ 安全で豊かな島さ 将来を見渡せば さあ ここに」

モアナのお母さん

モアナのお母さんはこんな感じ。「時には なりたい自分や やりたいことが あっても 叶わないこともあるわ」

葛藤するモアナ

 

両親の声と自分の心の声の狭間で苦しむモアナはこう綴っている。「期待に応えれば 満たされる でも心の声が “違う”と言う どうしたらいいの?」

2017年の私は、まさに自分の心の声が噴出してきたような1年だったと振り返る。こうしたいという願いがあっても、周りの期待や、自分の中の恐れで、そこに向かっていけない。だから、周りの期待に応えるしかないと自分を鼓舞し、無理して頑張る。心の声を置き去りにして。そんな自分に気づき続けた2017年。まさに「モアナ」に出会うべくしてであったなと。

タラおばあちゃん

そして、モアナのメンターとして登場するタラおばあちゃんの言葉に、私自身、とても背中を押された。「父親の話を聞いて 自分の心の声も 遠い星を追えと 心がささやいたら その心の声が 本当の自分さ」。

期待に応えるのが良いわけでも悪いわけでもない。自分の声に素直になりなさい。そう私には聞こえた。

私はモアナ

最後に、私が一番印象的だったシーン。それは、最大の苦境に立たされているモアナのところへ、タラおばあちゃんが来てこう伝える。「お前は何者だい?」と。それまでモアナは、「私はモトゥヌイ島のモアナ」と伝えていたのだが、最後は「私はモアナ」と叫んだのだ。

自分の生まれや、これまでの人生、肩書。別にこれを捨てろというわけではない。ただ、そこにとどまり、惑わされ、葛藤するのではなく、そこを気持ちよく受け取り、自分自身として生きる。まさに、私は私だと。

映像も、歌も素晴らしく、子供と観るには、すごくオススメの映画です。それ以上に、私はいろんな気づきをいただいた映画でした。