インターンシップは、採用がゴールじゃない

株式会社下堂園では、1.5か月の長期実践型インターンシップをこれまで6回開催し、のべ60名の学生さんと一緒に過ごしてきました。

このインターンシップの特徴は、「長期」「実践型」「自己探求」。「長期」と「実践型」の特徴については、以前のブログに書きました。以前の記事はこちら。

今回は、「自己探求」について

ずばり、株式会社下堂園が行っているインターンシップは採用がゴールじゃないんですw

もちろん、始めたころは採用を目標に行っていました。しかし、3年間、6回の長期インターンシップのプロセスの中で気づいたのです。採用とか、どうでもいいとw

もちろん企業の予算で行っているので、じゃあなんでインターンシップやるの?って、自分でも思うし、よく聞かれるw

インターンシップ経由で入社してくれたメンバーもいます。しかし、それは、あくまでも選択。選択として入社するという決断を、お互いにしたという。

では、大切なことは何なのか?それは、一人一人が自分に気づき、自分の道を自分で選択すること。

自分の命を生きるということ

2017年夏のインターンシップでこんなことがありました。一人の女の子が、インターンシップ終了後、うちに入社したいと言ってきたのです。その時私はびっくり。なぜかというと、その子は、インターンシップの最終研修で「養護教諭」になりたいという夢を語ってくれていたからです。なのに、うちに入社したいと?w

我々のインターンシッププログラムは、2週間に1日研修を行っているのですが、最終研修は、1.5か月のプログラムを振り返って、「働くとは?」というテーマで15分プレゼンをすることになっているのです。

そのプレゼンの中で夢を語ってくれたのに、うちに入社したい?その、ねじ曲がったwエネルギーが気になった私は、話を聞くことにしました。すると、大学まで行かせてくれた親を安心させるためにとりあえず社会人になって、それから養護教諭を目指したいと。

ふざけるな~っ!w

とりあえずってなんだよ。とりあえずって。そんなんで、自分はうれしいのか?って。

まあ、こんあ風には伝えてないけど、私の内側はこんな感じw もうそんな時代じゃないと。自分がやりたいことをまっすぐ持って、肚の赴くままに生きていける時代だと。

そんな話をしたら、彼女は親と話をしたらしく、自分の夢に向かって勉強を始めたと後に聞かせてくれました。

インターンシップスタート研修

2018年夏のインターンシップスタート研修で自己探求中の学生たち

大切なことは何か?

その女の子を採用したくなかったとか、自社に合わないとかそうじゃない。

やりたいことや、意識が向かっていることがあるのに、なぜそこと向き合わないのか?ということ。

我々は、生まれたころから、自分の本質で生きるということが、うまくできていないように感じます。社会の中で生きていけばいくほど、たくさんの前提が自分の中に生まれてくる。これは、生まれてきてからだけではないとも思っているけどw

親の考えや、社会的な常識。それを自分で判断して、自分の前提として育てていく。育てていくうちに、周りの考えや思いに合わせるように生きていくようになり、いつしか自分の本当の声が聞こえなくなっていく。

自分で前提を作っているのに、自分らしく生きられないと嘆き始めるw

だから、インターンシップは採用がゴールじゃないんです。自分に気づき、自分とは何なのか?そこと向き合うきっかけを作ることが大切だと、私は感じています。

一人でも、周りのために生きるのではなく、自分の肚に従って生きる人が増えることを願っています。

インターンシップ打ち上げ

インターンシップ最終研修後の打ち上げ