前回購入した、メディオディアロサード2017とクアトロシエントスクリアンサ2015の話で岡山酒店の方と盛り上がりました。
メディオディアロサード2017とクアトロシエントスクリアンサ2015の記事はこちら。
特にクアトロシエントスクリアンサ2014と2015の違いについては、そのワインが持つニュアンスについて、お互いの持っている感性や表現方法、感じ方を統合するように話ができて楽しかった。
ワインは、嗜好品なのでその感じ方は人によってもちろん違う。それをお互いの嗅覚、味覚を通した身体感覚と感性を統合していくプロセスは、私にとってのワインの楽しみ方の一つと言える。
クアトロシエントスクリアンサでひとしきり話が盛り上がった後、「ところで、これの白飲んだことあります?」と取り出してきたのが、このオルキデア2016。
加えて、「この造り手は、もともと赤よりも白とロゼの作りがうまいんです」と。
こんなこと言われたら、飲んでみるでしょ。しかも、1,000円代前半。
これまでのワインブログ記事を振り返ってみると、白ワインの記事が一番少ない。それぐらい納得いく白ワインが少なかったのだと思う。
オルキデアは、それぐらいうまかった。
蘭の花の名前を冠しているに恥じない、花と口いっぱいにひろがるフローラルな香りはもちろん。
私が感動したのは、その味わいのバランス。フルーティーな香りと、心地よい酸、喉越し、飲んだ後に残る深みと余韻。このバランスが絶妙で、気づいたら瓶が空っぽになる感じのワイン。
デザインも可愛いので、赤、白、ロゼ、3本揃えて楽しむのもいいかも。
株式会社稲葉WEB情報
オルキデア2016